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素人が読む。<カルテル>コーンスターチ販売で 7社に課徴金命令

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130531-00000051-mai-bus_all

ヤフー記事より、気になったので取り上げてみました。

素人が読む。
著者の私が気になった、全然意味の分からない単語を含んだ記事を読み、調べて噛み砕いてみるというものです。見てくれている人が多かったようなのでシリーズっぽくしてみようかなーと思っています。


今回は「カルテル」


簡単に説明すると、複数の企業が連絡を取り合い、本来、各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為だそうです。

つまり、上の記事を例に挙げると、

7つの会社が、段ボール用の接着剤を売っていた。
会社1が「もっと高い値段で売りたいなー」と言った。
でも、値段を高くすると会社1だけ売れなくなってしまう。
そんなの嫌だから、会社2〜7のみんなと相談した。
会社2〜7だって高く売りたい。
じゃあ7つ全部の会社で値上げすればいい。
そうすれば、安い接着剤が売ってないから、お客さんは高いのを買うしかなくなる。
会社1「じゃあ、来月の始めから1000円の接着剤は2000円にしようよ」
会社2〜7「オッケー。わかった♪」
(↑これが「カルテルを結んだ」状態となります)

ここで公正取引委員会がやってきて調べて、
「はい、駄目ー。後でまた詳しく調べに来るから。罰金請求すると思うからみんな覚悟しといてね。」

というのが、この記事の一連の流れのようですね。
ふむふむ。要は消費者の「足元を見る」状態を会社が作ってしまうのが問題有り、という事ですね。

ちなみに「足元を見る」は昔の籠屋(かごや)さんが語源ですよ。籠屋さんは、人をかごに乗っけてタクシー的な役割をしていました。籠屋が旅人に会った時に足元、つまり足袋(たび)が汚れている人は相当疲れているため、多少高い値段を請求しても払うだろう、と値を上げていました。そこから「足元を見る」というのは値段を上げるという意味になったのです。
今回摘発を受けた会社も、消費者が他の店でも安く接着剤を買えないような状況を作り、その「足元を見」て、買わざるを得ないような状況を作ろうとしたのでしょう。 ん? ちょっと違う?
記事書きながら「足元を見る」の例えは違うような気がしてきました。というか籠屋さんの話をしたかっただけでした。失礼しました。

頑張って調べて噛み砕いて説明したので、ご勘弁を。



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履歴書バイブル

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 履歴書バイブル (2014-06-18 12:48) 

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